「たかが(高が)」って、見くびった気持ちで使う言葉です。中森明菜さんの、難破船の歌い始めがその「たかが」から始まっているのですが。
♪たかが恋なんて 忘れればいい 泣きたいだけ 泣いたら 目の前に違う愛が見えてくるかもしれないと♪
と、恋人を無くした自分を励ましています。でも、淋しすぎて壊れそうで、私は愛の難破船なの、と。
その恋人が、
♪ほかの誰かを愛したのなら 追いかけては行けない みじめな恋つづけるより 別れの苦しさ選ぶわ♪
と、他の女性を愛したという一言で、振り向きもせずに別れて、別れた後で淋しさが湧き出て、私は愛の難破船と。
ここが、情愛というものですね。
男も女も、愛に狂うと、
♪折れた翼広げたまま あなたの上に落ちていきたい♪
♪つむじ風に身をませて あなたを海に沈めたい♪
昭和のポップスですか、アニメで人気になりそうな、リアルな表記ですね。
男と女の愛憎は物凄い迫力です。
その歌詞内容と、曲のバランスが、作詞作曲/加藤登紀子の素晴らしさですね。中森明菜さんの為の、書き下ろしですから力が入っていますね。
皆様は、愛する人を無くすことの、自分への影響力をご経験おありでしょうか。
昨今、偏った愛し方、ストーカーまがいの老若男女が増えております。やはり、安心な場所結婚相談所でお相手探しは必須アイテムと成り得る社会環境と思われます。
♪あなたに逢えないこの街を 今夜ひとり歩いた 誰もかれも知らんぷりで 無口なまま通り過ぎる♪
住んでいる街を歩く時、恋人だった人に会えないことが、周りの人が知らんぷりで、無口で通り過ぎるという言い回しは、周りの人ではなく、自分自身の虚無感によってそのように感じるのです。
暴風雨にあって破船する、二人の愛を乗せている船が、暴風雨に巻き込まれる、氷山にぶつかることがあったとしても、海の底に沈んでしまう前に、修繕すればよいのですから。愛の難破船にはなりたくはないもの。そんな、お話もいろいろ活動中にお話しさせて頂いております。
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たかが恋なんて 忘れればいい 泣きたいだけ 泣いたら 目の前に違う愛が見えてくるかもしれないと
そんな強がりを言って見せるのは あなたを忘れるため さびしすぎて壊れそうなの 私は愛の難破船
折れた翼広げたまま あなたの上に落ちていきたい 海の底へ沈んだなら 泣きたいだけ抱いてほしい
ほかの誰かを愛したのなら 追いかけては行けない みじめな恋つづけるより 別れの苦しさ選ぶわ
そんな一言で振り向きもせず 別れたあの朝には この淋しさ知りもしない 私は愛の難破船
愚かだよと笑われても あなたを追いかけ抱きしめたい
あなたに逢えないこの街を 今夜ひとり歩いた 誰もかれも知らんぷりで 無口なまま通り過ぎる
たかが恋人をなくしただけで 何もかもが消えたわ ひとりぽっち誰もいない 私は愛の難破船
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誰に訴えるのでもない、ただ、この気持ちわかってほしい。そんな女心を詩っているだけ。
歌い始めが事の結論なのですから。
♪たかが恋なんて 忘れればいい 泣きたいだけ 泣いたら 目の前に違う愛が見えてくるかもしれないと♪
失ってしまったものをいつまでもくよくよしていては、ご自身の為にはなりません。
目の前に違う愛、違う景色が見えてきます。
♪涙の数だけ強くなれるよ♪と、ある歌でも歌っております。
胸を張って、深呼吸をして、前に向かって進んでまいりましょう。
いつでもご相談を。
結婚カウンセラー 大場敬子
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