FNNプライムオンライン　2023年4月14日 金曜 午後7:25

岩手県人口１１８万人　過去最少

減少率は全国３番目　知事「少子化対策強化を」

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総務省は４月１２日、２０２２年１０月時点の人口推計を発表し、岩手県は１１８万人あまりと過去最少になりました。

これを受け達増知事は１４日、少子化対策を強化したいとの考えを改めて示しました。

総務省が発表した２０２２年１０月時点の人口推計によりますと、外国人を含む岩手県の総人口は１１８万１０００人で、２０２１年から１万５０００人減り、過去最も少なくなりました。

人口減少率は１．３２％で、秋田、青森に次いで全国で３番目に高くなっています。

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達増知事は１４日の会見で、人口が減った理由の一つに出生率の低さを挙げ、次のように述べました。

達増知事

「就業のしやすさ、結婚のしやすさ、妊娠・出産のしやすさ、そして子育てのしやすさということを、直接的な支援や企業への働きかけなどをしていきたい」

また、達増知事は「アフターコロナに向かう中で、労働条件の良い首都圏に人が流れているのだと思う」との考えも示した上で、「まずは交流人口の拡大に向け、県外から多くの人に岩手に来てもらえるような取り組みを進めたい」と語りました。