大場敬子
お酒を飲んで 楽しく笑っていても 涙が出てきてね

『飲んで、飲んで、飲まれて飲んで、飲んで、飲みつぶれて眠るまで、飲んで』
河島英五の「酒と泪と男と女」いい歌だね。
何があったのか、飲まずにはいられない何かがあったんだろうなぁ。酒の力かぁ。
悪い酒で、くどくなったりする人、口説くようだと嫌がられるね。良い酒で、功徳がいいよ、善行の誠実な人がいいよ、ね。
明るい酒はいいね。楽しいよね。
ここ、カウンタバー檜には明るい人が多く来るよ。笑い上戸の、なんでも楽しくって仕方のない人っていいよね。釣られてこちらも楽しくなって、笑い疲れて、それこそぐっすり眠れるよ。
いつだったか。
カウンターで水割り飲んでた40代後半の女性だったなぁ。若いころに 死にたくなるほどの辛いことがあって、そのことを思い出して。お酒って時々、遠い昔を思い出させてしまうことがある。
彼女、もう過去のこと、忘れた出来事、それなのに。何かの拍子に、忘れていたと思っていたことが思い出されて。
思い出した瞬間、昔のその時の自分がフラッシュバック。過ぎたことなのに、忘れたことなのに、心がそのことを覚えていて、苦しくて、悲しくて、どうしてなの?! 自問自答してたよ。
思い出したことを消し去りたくて必死だったよ。前向きに楽しい時間を過ごしたいって。
お酒を飲んで、楽しく笑っていても、涙が出てきてね。
いいよ、いいよ、泣きなよ。
いつから泣き上戸になったのって聞くと、今、今だけよ。わかっているんだけど、 泣きたくないんだけど、涙があふれてきてどうしようもないの。
胸の奥で燻ぶっていて、忘れていなかったんだね。
偉いよ。自分を見失わないように頑張ってるのがわかったよ。
他愛もないことを話して、笑い飛ばす。そんな時間も必要さ。時間だけが解決してくれることが人の心には多いのだから。
でも、飲んで飲んで飲み続けて忘れられることなんてないよね。
それより、笑って笑って笑い続けて忘れることの方がいいよね。
檜は、笑って白血球増やして元気になるか、私は200歳以上なのだから。
旅先での人との出会い、日常の自分と少し違ってて、肩の力を抜いて、リラックスして、ペンションでくつろぐ。レストランの食事を楽しんで、ラウンジでくつろぎ、カウンターバー檜でお酒を飲む。
飲みつぶれて自分を見失うんじゃなく、静かに自分を見つめることがサンテミリオンではできるよ。そんな雰囲気を持っているんだ。
待ってるよ。一緒に飲もうよ。
河島英五 「酒と泪と男と女」 https://www.youtube.com/watch?v=Uxy9Keo_KVc
カウンターバー檜 ママ:大場敬子 2013年
仲人の技 mediate https://www.blissmark-japan.com/mediate
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