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  • 執筆者の写真大場敬子

あなたに愛という名の花が咲く

更新日:2023年12月19日

楽しみなテレビドラマの【家政婦のミタゾノ】は2016年スタート。2018年4月20日から6月8日までの放送の第2シリーズのエンディング曲の【島茂子】の戯言の歌詞は、昭和の良き時代が走馬灯のようによみがえるその時代の女性の心理と社会背景のポケベル。表現されております言葉の、古傷、傘と言う名の花が咲く、グッドバイアゲイン、終着駅、などは哀愁漂う感じです、ね。


2018年前後の年に作詞されました歌詞だと思うのですが、当時の雰囲気がよく出ていて、島茂子(城島茂)のファッションや全体のイメージが大変目を引くものでした。


家政婦のミタゾノ】の現代社会に与えます影響を鑑みますなら、鑑賞する人々の感じ方、観点で様々でしょう。


家庭という、家族という、世界の中の最小の単位です。

夫婦に子どもが誕生し、昔のように本家とはならず、家が単位とならない現在の複雑さと、離婚による、存在していた家族というものが無くなる現実の、無秩序の戸籍の構成は微妙で、問題を抱えることもあります。

その複雑さなどの、人間関係、コミュニケーションの違和感と自然の情愛の無さは、【家政婦のミタゾノ】のストーリーで、スッキリしたり、ガッカリしたり、ですね。


***「戯言(ざれごと)」***

歌詞から学べます事♪


「重ねた月日を数えてみたけど 幸せが眠る終着駅には 未練はないの」と、「貴方の居ない部屋でつぶやく戯言

当時、奥村チヨの「終着駅」が流行し、「愛という名のあたたかい心の鍵」そのイメージが残りますが、その終着駅には幸せはないのです。眠っているのです。だから、未練はないと、心に言い聞かせていますことの哀しさ。


「いいね!を気にせず咲くようなでいたい」と言う。

誰かの為ならいとわず背負って」 「馬鹿ネと言われ」る。

その出来事が古傷となり抱えている。


当時のバブルの時期の、バブル崩壊後の、経済成長期の後遺症的ないい加減な時代。


ポケットのベルなった」から、「帰るね ペットにご飯をあげなきゃ」そのように「二人だけの記念日」を忘れてというより、記念日としていない男のいい加減さ、でしょうか。


出汁を「でじる」と言う」弱い立場の可愛い女性です。

いつの時代も女性は弱い立場、と言いたいところですが、現在は、女性のほうが強く、男性を操る女性が増えましたが。


「哀しみの過去を払う指先で 次の扉開け」

「哀しみの過去を払う指先で そっと紅を指す」

伊東ゆかりの「小指の思い出」のような、じっと耐える、じっと耐え抜く女性が美徳とされました時代です。


「急な雨 乾いた肌と心が染みるほど 頬濡らす愛に架けた泪橋」

「通り雨 気圧の違い頭痛ですぐわかる 窓越しに黄昏てく泪橋」

「今日も雨 乾いた道に恵みの雨が降る さよならと別れ告げた泪橋」


「街に傘と言う名の花が咲く」

「街に傘と言う名の花が咲く」

「街に傘と言う名の花が咲く」



あなたは、傘と言う名の花が咲く、その風景をどのように見ますか?

日中に見る街に傘と、黄昏てゆく時間の経過の中に見る街に傘とでは印象が異なることでしょう。


周りの景色の中にカラフルな傘と、暗闇の中の雨粒に反射する明暗の輝くの中の傘と。


雨が「愛に架けた泪」「別れ告げた泪」によるものであってはいけません。


安心で喜びのうちに、一生添い遂げますお相手を探しましょう。

あなたの心に愛という名の花を咲かせましょう。


【島茂子】おばちゃんが歌う 戯言 https://www.youtube.com/watch?v=lezsIE_Co-s


重ねた月日を数えてみたけど 幸せが眠る終着駅には 未練はないの

誰かの為ならいとわず背負って 馬鹿ネと言われてそれでも微笑み 一人帰る夜

いいね!を気にせず咲くようなでいたい 貴方の居ない部屋でつぶやく戯言


グッドバイアゲイン 誰だって 人に言えない古傷抱えてる 哀しみの過去を払う指先で 次の扉開けるの

嗚呼 なのに急な雨 乾いた肌と心が染みるほど 頬濡らす愛に架けた泪橋 街に傘と言う名の花が咲く


帰るね ペットにご飯をあげなきゃ」そう言うあの娘は外食か出前 

若気の至りが眩しく映る季節 ポケットのベルなった世代の戯言


グッドバイアゲイン 男って 同じ過ち繰り返す生き物 何となく頷くけど忘れてる 二人だけの記念日

嗚呼 たぶん通り雨 気圧の違い頭痛ですぐわかる 窓越しに黄昏てく泪橋 街は傘と言う名の花が咲く


泣いてるわけじゃない 笑っちゃうほど未読が続くだけ 夕焼けが赤く染めてゆく 思い出が滲んで


グッドバイアゲイン 女って 人に言えない古傷抱えてる 哀しみの過去を払う指先で そっと紅を指す

嗚呼 そして今日も雨 乾いた道に恵みの雨が降る さよならと別れ告げた泪橋 街に傘と言う名の花が咲く

結婚カウンセラー 大場敬子

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