大場敬子
油絵のようなパステル画~バラ園でお散歩~
更新日:2022年10月8日

イングリッシュガーデンのスケッチと写真を何枚も撮りまして、その中から〈ガーデンシリーズ〉として10枚パステルで描いたものです。
油絵具は、下地を考えたり、何度も上から重ねる色で思いもかけない効果が表わせたり、工夫して描いたり、色味の深さを出すことができます。
パステルは油絵と違いましてその点を表現しますのが大変難しいです。
パステルは、黒板で使うチョークのようなスティックのようなもの、ペンタイプのもの、その粉スティックも、固かったり、柔らかかったりとさまざまです。
粉を定着させますスプレーがあるのですが、定着させませんと『フッ!』っと息を吹きかけますと粉が飛んでしまいます。
それで、その定着スプレーをかけますと、なんと描いたパステルの色が変わったりするんです。何度かがっかりした経験をしました。がっかりするその脳が、きちんと学習してくれまして、だんだんと慣れてきます。
しかし、やはり、難しいです。
難しいから面白いのだとは思いますが、仕上げのスプレーを施しませんと、粉ですからこすれたり、飾っている間に粉が落ちてしまい、絵が台無しになってしまいます。
多くの方は、スプレーを必要としない、ナチュラルなスケッチ感覚の描き方を楽しんでいらっしゃいます。
私は油絵のようなパステル画を描きたいので、工夫と技術の向上を目指して日々昇進ありですね。
油絵で描かれたルノワールの絵を、恐れ多くも模写など致しております。仕上がりはどのようなものか、わたくし本人が一番楽しみにしております所です。
【イングリッシュガーデン お散歩】 F6 パステル画 大場敬子
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