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  • 執筆者の写真大場敬子

子どもたちの可能性は、大人が伸ばしてあげたい



平成27年7月1日現在の日本の総人口は、1億2695万人。             

平成27年2月1日現在の日本の総人口は、1億2699万1千人

年齢別は

・0~14歳人口は 1619万1千人で,前年同月に比べ減少

・15~64歳人口は 7747万5千人で,前年同月に比べ減少

・65歳以上人口は 3332万5千人で,前年同月に比べ増加

<日本人人口> 1億2531万9千人で,前年同月に比べ減少


増減は明記するまでもなく、政府の対策など四苦八苦されている現状は深刻な問題です。

長年、塾講師といたしまして、憂いていますことは、やはり少子化です。

2014年の小学生の数は、6,600,019人

2014年の中学生の数は、3,504,332人

小学生と中学生を合わせますと、10,104,351人と日本人口の10%にも満たない現実をどのように日本は考えていくべきか。子どもたちが将来の仕事として何を選び、社会にどれだけ貢献できるのか、社会全体が様々な分野で運営され、充実した個々の生活を楽しむということが可能なのか。


多くの塾生が将来の希望を昔も今も、多く語ってくれています。大変喜ばしいことと、塾生に恵まれていますことに歓びです。

多くの親たちから相談を受けますことは、学業についてはもちろんですが、学校でのトラブル、また、家での自由な時間の活用法など、いろいろと問題が生じたときの対応策です。

子どもたちを、守り育てていかなければならない日本の大人が、常識以下の知育が氾濫している今の時代を、どう乗り切るのか、真剣に考え行動しなければならないのではないでしょうか。少ない子どもたちをどのような大人に育てるのかが、今生きている大人がすべき大変重要なことと考えます。


日本の子どもたちは、紛争地で暮らす子どもたちではありませんが、まるで、そのようです。なぜなら「子供らしさ」を感じ取れる子どもたちが、少ないという現実が、深刻だからです。


紛争地アフガニスタンの子どもたちに「子供らしさ」がないことは納得のいくところでしょう。危険や貧困に常にさらされているために、精神的に余裕がなく、無力感を抱いているからです。


「子供らしさ」がないということは「笑いや生きる力がない」ということ。

日本の学校で子どもたちはどうでしょうか。岩手県だけではありませんが、集団でいじめが罷り通ることは、社会問題の特記すべきことです。塾講師をして随分と時が流れましたが、どれだけの歳月をいじめ問題で明け暮れなければならないのでしょうか。


見て見ぬふりの学級単位のそのメカニズムは誰が作るのでしょう。いじめに気付かない、気付かないふりをする。気付いても対処ができないのは、他人事で自分に被害が及ばないようにしなければ、という自衛本能なのか。そうならば、いじめが無くなることについての正しい判断と行動を学習すればいいのだと思います。


「子供らしさ」を取り戻せるように、日本の国民の大人が総出でいじめを無くすことの学習をし、真剣に取り組めばいいのだと思います。日本で、都道府県で、地域で、子ども会で、部活動で、学級で、さらに、最小単位である、子どもが育つ家庭教育が様々な基準で、複雑であるがゆえに、子どもを見守るエネルギーが多大といえます。実際に、取組まれ、努力されましたことが、結果となって建設的な思考で育っている学校の子どもたちもいます。


英「BBC」によりますと、「紛争地の子どもたちが、サーカスに参加することによって、子どもらしさが復活する」といいます。

社会的な活動を生かして「子どもらしさ」を取り戻せるようになるのだそうです。それは、なぜだと思われますか。

それは、サーカスの演目は、パートナーを信用しないと成功しないから。


信頼できる友人がいれば、学校は子どもたちにとって居心地の良い場所になり、スポーツも、学習意欲も、様々な創作意欲、音楽、芸術などにも関心が向けられることでしょう。 サンテミリオン学習塾(ブリスマーク進学塾) 塾長 大場敬子 2015.8.4記


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*ブリスマーク®進学塾 塾長大場敬子のブログを2022年7月より、2013年ブログから掲載させて頂きます。10年間の歳月の流れが面白い!

ブリスマーク®進学塾 塾長大場敬子

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