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執筆者の写真大場敬子

化女沼レジャーランド出入り口から望む

教室のメンバーとの野外教室でした。

宮城県旧古川市にありました、化女沼レジャーランド出入り口にイーゼルをセッテイング♪


イヤホンで、ホイットニーヒューストンの曲を、MDで聞きながら♪

描けばどうにかなるさ、2作品目。 

油絵具のいろはが何もわからず描いた一所懸命さだけが伝わる感じです、ね。

ついこの間のようですが、今は昔です。


化女沼は現在ではダム湖となっていますが、以前は自然の湖沼でした、とのこと。

そのために今でも数多くの水生植物が繁茂、水鳥の越冬地となっており、平成20年(2008年)にはラムサール条約の登録を受けています。

この不思議な名前の由来となった伝説が残されています。


昔々…。

この沼のそばに一人の長者がいました。

その長者には美しい一人娘がいました。

名は照夜姫と言い、毎日のように沼へ来て日を過ごしていました。

その美しさのために、姫が沼のほとりに近づくと、水面にたくさんの蛇が集まるようになったと。

ある時、一人の旅の美男が長者の家にやって来て、宿を借りることになりました。

照夜姫とはすぐに相思相愛の仲となってしまい、けれど、また旅を続けるためにと、男は去って行ってしまいました。

照夜姫は男との別れを嘆き悲しんでいました。


照夜姫はしばらくして体調の異常に気づきました。

照夜姫はそのまま産気付き、その夜のうちに子供を産んだのです。

しかし赤子は人間ではなく、白蛇だったのでした。

驚く姫をよそに、生まれた白蛇は沼の底へと沈んでいきました。

そして姫もその後を追うようにして、愛用の機織りの道具を持って沼へ身を投げたのでした。

それから毎年7月7日には、沼の中から機織りをする音が聞こえてくると伝えられています。


東北自動車道パーキング、長者ヶ原から望めます。

油絵10号 作家 大場敬子

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